正しい洗濯方法
洗濯機があるおかげで、毎日の洗濯はただ洗濯機に汚れ物と洗剤を入れてボタンを押せば良いと思っている人も多いものです。
しかし、普段の洗い方が洋服を傷みやすくしていたり、正しく汚れが落とせていないことがあります。
洗濯の正しい方法というのは学校でも習わないためにキチンとした知識がない人も多いですし、今から誰かに習うという子も勇気のいることです。
幾つかある正しい洗濯の方法やきれいに汚れを落とすためのコツを身につけておくだけで洋服が長持ちしますし白さが維持できるようになります。
また、シミを落とすこともできるようになりますから、正しい洗濯方法を身につけることはクリーニング代と洋服代の節約にもなります。
正しい洗濯の仕方
子供の食べこぼしや泥汚れといった汚れがひどい洋服を洗う時、洗濯時間を延ばしたり洗剤を多く入れる人がいますがこれは正しくありません。
洗濯の「洗い」は10分を目安に行い、これを超えても汚れ落ちには変化がないですし逆に布を痛める原因になります。
また、洗剤の量が増えると洗浄力が増えるわけではなくむしろすすいでも洗剤が服に残る原因となるので洗剤の量は決められた量を使うようにしましょう。
正しい汚れ物の洗い方として、つけおき洗いやつまみ洗いをしたり、直接洗剤を少し塗りこんでおくことが効果的です。
>>洗濯機で洗えない衣類は上手に手洗いしよう|エネチェンジ
つけおきに使うのは、水よりもお湯の方が効果的でこれは石鹸の溶けやすさと汚れ物の浮きやすさ、酵素の洗浄成分の効果が出やすいことなどが理由です。
また、最近は良い匂いの柔軟剤が増えているために香水の代わりに柔軟剤が香るようにと多めに使う人がいます。
少しでも洗濯物に柔軟剤の匂いが残るように洗剤に柔軟剤を混ぜる人がいますが、これは洗剤の洗浄力を落とす原因となるのでしてはならないことです。
柔軟剤の匂いを洗濯物に残したければ、柔軟剤を入れるのは2回目のすすぎの時でなおかつ脱水が始まる3分前が最も良いとされています。
一般的な洗濯機は自動的に柔軟剤が入れられ、2回目のすすぎのタイミングで入れられていますが細かく設定ができる場合には、脱水の3分前に入るように設定をするのがオススメです。
柔軟剤も入れすぎると洗濯物に成分が必要以上に残ってしまい肌に炎症が起きることもありますし、タオルが柔らかいのは繊維を壊してふわふわにしているので使いすぎはタオルの劣化を早めることを知っておく必要があります。