一人暮らしを始めるには
一人暮らしを始めるにはお金がかかるというイメージがあるものです。
確かに、実家から出ての一人暮らしの場合には家財道具を全て購入しなければならないですし、入居先には家賃や敷金礼金の準備も必要です。
そして、実家から荷物を持ち出す場合には、引っ越し業者に荷物を運ぶことを依頼する必要がありますし、それにもお金がかかります。
引っ越しをするというのは、新生活を始めるために引っ越しをしたり一人暮らしをするために引っ越しをしたりするというのが最も多いきっかけです。
新生活を始めるには引っ越し以外にも様々な準備が必要ですからお金はどれだけあっても足りないものですし、抑えられるならば少しでも抑えたいものです。
そこで、引っ越し先を探す前に少しでも初期費用を抑えるための知識を身に付けた上で物件を探したり引っ越し準備を始めることが重要となります。
一人暮らしの初期費用を抑える方法
家賃の予算を低く見積もる、というのもひとつの方法です。
家賃を下げると、敷金や礼金が自ずと少なくなりますから、初期費用を抑えることができます。
しかし、家賃を下げると日当たりが悪かったり間取りが悪かったりと条件も悪くなることが多く、生活を始めると不具合が多いということもあります。
もちろん、家賃が安いに越したことはないですが、あまりにもそこばかり切り詰めるのではなく他の部分でも切り詰めることが大切です。
まずは、敷金と礼金の問題となります。
敷金も礼金も少ない方が、最初に用意するお金としては少なくなりますが、同じ家賃二ヶ月分ならば敷金と礼金とが1か月分ずつの物件よりも敷金2か月分で礼金なしの物件の方がお得です。
敷金は退去時にかかるクリーニング代や修繕費として先に納めるもので、礼金というのは大家さんに部屋を借りたお礼として納めるものです。
敷金は使った残金が返金されますが、礼金は手元には戻ってきません。
そこで、礼金不要という物件の方が出費は少なくなります。
次に仲介手数料が少しでも少ない物件を選ぶことが重要です。
広告に「貸主」と書いているものは仲介手数料が不要ですが「媒介」と書いているものは仲介手数料の支払いが必要です。
極力貸主と書いている物件を選ぶことが望ましいですが、媒介物件の方が条件の良いものがある場合には、少しでも仲介手数料の少ない物件を選ぶことが望ましいでしょう。
引っ越し時期は可能であれば閑散期であるゴールデンウィークから8月末までにすることが望ましいです。
この閑散期になると引っ越し業者の空きも多く自分の希望日に引っ越しをすることが可能なだけでなく、引っ越し費用も抑えられます。
そして、閑散期には物件の賃料や敷金礼金も安くなることがあります。
もしも、新年度が始まる4月からしばらくは実家から通って夏休み前後をめどに物件探しや引っ越しができる場合にはその時期に先延ばしにしたほうが良い物件にすめる確率が上がるでしょう。
大学生は学生マンションがおすすめ
大学生になり上京するという場合に、引越しの初期費用を抑えるのであれば家具・家電などが既についている大学生用の「学生マンション」がおすすめです。
学生マンションの特徴は先にも挙げた家具家電がついていること以外に、食事が毎食ついていたり、初めての上京暮らしでも安心できるセキュリティがしっかりと付いているなど、様々なサービスが取り揃えられています。
月の家賃はそのため他のアパートなどに比べると高くはなりますが、設備やサポートがしっかりしていることを考えると、普通の一人暮らしをすることと考えればお得と言えるでしょう。
また学生マンションの大きな特徴として、通学する大学に近い場所にマンションが建っていることがほとんどなので通学がとても楽になります。
人気の都内エリアは一人暮らしをするマンションを借りるだけでも10万近くすることがあります。しかし学生マンションであれば、そうした都内にある大学の近くでも充実のサポートを受けながら住むことが出来るのです。
「君の名は。」でも一躍有名となった四ツ谷エリアの場合、上智大学がありますがそうしたところでも学生マンションはしっかり用意されています。
学生マンションの中でも有名な学生マンション.comで、上智大学周辺のマンションを調べてみると180件もみつかり、自分に合った住まいを見つけるにも十分でしょう。