一人暮らしを始める

一人暮らしを始めると、学校や仕事と一緒に家事をしなければならなくなります。
今までは家族で分担していたりお母さんがやってくれていたことを自分でやらなければならないこととなり、やることの多さに疲れてしまうこともあるものです。

確かに慣れるまでは、家事をこなすのにも時間がかかりますし、そのコツがつかめず手間取ることも多くあります。
しかし慣れてくると要領よく行えるようになったりうまく手を抜けるようにもなって休日を上手に活用して家事がこなせるようになっていきます。

一人暮らしと食事

一人暮らしになると、家での食事は一人で摂ることが多くなります。

一人暮らしを始めるまでは、誰かと食べることが多かったのが部屋で一人で食べるために、美味しく感じられなかったり寂しい気持ちになってしまったりと家での食事が嫌だなと感じてしまう人も多くいます。そして、家での食事が美味しいと感じられなくなると、自分で自分の食事を作るのも嫌だと感じるようになるものです。

食事というのは体の基本となるものです。きちんと食べなければパワーも湧いてきませんし、体調を崩す原因となります。自分で作るのが嫌だからといって外食やお弁当ばかり食べていると栄養が偏ってしまい、これも体調を崩す原因となります。

主食、主菜、副菜を揃える意識を持つだけでも、栄養バランスのとれた食事に近づいていきます。不足している栄養素を補うことを意識して、汁物を追加するとさらに栄養バランスが取れてきます。栄養バランスの良い食事とは？簡単に改善するポイントも解説！

そこで、上手に自炊をして栄養バランスの整った食事を食べることが重要です。栄養バランスが整った食事は色のバランスも良く、見た目で元気をもらうことができますし、味も美味しいと感じられるものです。そして、自炊をしつつも時々外食をすることで外での食事のありがたみも感じられるようになりますし、美味しいと思えるようになります。

このような一人暮らしの自炊というのは食費の節約にもつながります。食費というのは自分のために使っても残るものではないですから、あまりにも使いすぎることは無駄遣いの一つと言えます。食費を節約をすることでできたお金を趣味にあてたり好きなものを買ったりすることでストレス発散もでき、日々の生活に変化が出てきますから、少しずつでも節約を始めることがお勧めです。

一人暮らしは一人分の食事を作るのが大変であるために、節約が難しいと思われがちです。しかし、一度に作ったものを全て食べきらず何回かに分けて食べることができるため、逆に調理の手間も少なくて済んだり楽ができたりするのです。例えばハンバーグを作る時も一度に何個か焼いて、なおかつ小さめのものもいくつか作っておけば、食べたい時には電子レンジで温めれば食べられますし、小さいものはお弁当として持っていくこともできます。

他にも日持ちするものや、冷凍保存できるものを中心に作っておくと、忙しくて疲れて帰った日の晩ご飯や仕事が忙しい日のお弁当にすることもできるのでお勧めです。

体調から食生活を見直す

1人暮らしも慣れてくると、「好きな物だけ」を食べてしまいがちです。

食事をしっかり摂取することは大事ですが、健康面を無視した食生活を続けていては、瞬く間に体調を崩してしまうでしょう。とくに脂質や糖質の高い高カロリーな食事を好む傾向が強い人は、体力のある若いうちこそ体調を崩すことは少ないものの、年齢を重ねるごとに影響が出やすくなります。

一人暮らしを続けると一番実感する言葉は、ホントに「医食同源」だと思う。食生活が乱れていれば、間違いなく体調は崩れるし、その逆もまたしかり。食生活がしっかりしていれば、基本的に体調は崩れにくい。健康と集中力のために「プチ断食」を実行中/通りすがり商店街

そのため、食生活の乱れを実感した時は、意識的に栄養バランスを見直すようにしましょう。医食同源という言葉もあるように、医療と食事は健康を維持するには欠かせないものです。

食べ過ぎだと感じた時は食事量を減らしたり、短期間の断食で体調を回復させたり、食によって体調管理する方法をおすすめします。食事によって体調を整えようとすると、必然的に健康面に意識が向きやすくなり、入浴や睡眠といった部分でも、健康的な生活を心掛けやすくなります。