手続きが必要
引っ越しをするということは、人生の中で何度もあることではないものです。
もちろん、中には転勤族で国内外を転々としている人もいますが、そのような人はマイノリティで多くの人は人生の中で数回しか経験のできないものです。
引っ越しをするときには何か今までと違う新しい生活が始まるという人が多いものです。
学校や職場は変わらないけれども自分の購入したマイホームでの暮らしが始まるという場合や、転校転勤で新しい学校や職場に行くことになる場合や、社会人や大学入学のタイミングの一人暮らしの場合など、多くの人が新しい環境に身を置くことでワクワクしながら引越しをするものです。
その反面、新生活を始めるということで、引越しの前後はとても慌ただしくバタバタとするものです。
引っ越しをするときにはただ荷物を新居に運べば良いわけではありません。
住民票を移したり、転校先に入学届けを出したり、公共料金の手続きをしたり、といったことと並行して引っ越しの業者を探したり荷物を梱包したりしていかなければならないのです。
引っ越しをする際には、荷物を作ることも大変ですが、引っ越し業者を選ぶのも大変です。
まずは引っ越し代金が幅広い価格帯であるために、どのくらいの金額が妥当であるかの判断が難しいです。
次に、作業の信頼性が大切で、きちんと荷物を運んでもらえるか、そして壁や床、荷物を傷つけず運んでくれるか、そして万が一傷をつけた場合にはどのような対応をしてくれるかということは業者を決める前にきちんと確認をする必要があります。
引っ越し当日の注意点
引っ越し業者も決まり、諸々の手続きが終われば引っ越し当日の行動が重要です。
荷物はわかりやすいようにまとめておき、引っ越し業者が到着次第、運んでもらうのですが、当日のギリギリまで使うものもたくさんあります。
洗面用品や、タオル、着替え、その他常備薬や赤ちゃんがいれば紙おむつやミルク、哺乳瓶といったものは先に梱包してしまうと当日に探さなければならなくなりますし、使い捨てのものを使ってもゴミになるので忘れないように最後にしまうので十分です。
一つだけ封をしていないダンボールを用意しておけば、このような当日使うものを使い終わり次第投げ込み、荷物を動かして出てきた忘れものも詰めていけば忘れ物が防げます。
このように室内の忘れ物には気を配れるのですが、引越しの際の忘れ物ランキングの上位にあるのが外に置いているものの忘れ物です。
ベランダの物干し竿やスリッパ、駐輪場の自転車というのはうっかりおいて行ってしまうことも多いので退去前に必ず外のチェックが必要です。
また、同じく忘れ物が多いのが照明や洗濯機のホース、テレビの配線のような備え付けなのか自分が用意したのかがわからなくなるものです。
退去前の大家さんや管理会社との確認の際に、付属のものなのか自分が用意したのかを確認して自分が用意したものであればきちんとはずして持って退去します。