失敗事例を参考に選ぶ

住めば都と言いますが、人によって住みやすい、心地よいと感じる物件は異なります。
家賃や広さ、間取りや設備様々なものの優先順位がありますし大事なポイントはそれぞれです。
少しでも自分の希望に合った物件を選ぶことが重要ですし、妥協する場合もどこまで妥協できるかを確認しておくことが失敗しないためには重要です。

しかし、中には一人暮らしが初めてということで、どのような物件に住めば良いかがさっぱりわからない、ということもあります。
住みたい物件のイメージはあってもそれが生活しやすいか、自分に合っているかというのは判断できないことがあるためです。
そこで、物件探しのコツが見えなくなった際にはあえて失敗事例を参考に選ぶということが役立つことがあります。

物件選びの失敗例

よくある失敗例として、入居してから思っていたのと違うと思う物件です。
入居前に見学するときには、多くの物件は荷物がない状態であるために、荷物を入れたら思っていたような広さであったり、間取りの形に思っていたとおRに家具が配置できなかったりします。

イメージだけでは仕上がりが予想できないものについては間取り図にミニチュアを置いたり実際の部屋でメジャー片手に長さを測ってどのくらいの様子で場所を占拠するのかを感じることが失敗しないコツです。
特に最近は洗濯機が置き型とドラム式とあり、ドラム式の場合には洗濯機置き場の広さが対応していなかったり扉が開かなかったりします。
入居してから荷物が入らないとなると、捨てて買い換えるか邪魔であっても本来とは違う場所に置いて生活するかという無茶苦茶なことが必要となるので、しっかりと見極めが重要です。

他にもあまりにも細長い物件だと、家具を入れると歩行スペースが細くなってしまったり自宅内での移動距離が長くなってしまったりということもあります。
小さいことのようで毎日のこととなるとかなりのストレスとなることも多いですから、家具が入った状態を塑像して実際に動いてみることも重要です。

また、日当たりや騒音についてもしっかりと確認していたはずが、いざ入居すると確認した様子と異なっていたということもあります。
太陽は動くので常に思っているように光が入ってくるとは限りません。
日当たりが良いのは1日のうちの数時間だけであとは電気をつけなければ生活ができないということもあり得るのです。

また、騒音も同じ建物内の住民や近隣住民の生活音が入居してからきになるということもあります。
見学時に隣の人がいなくて気づかなかったけれど壁がとても薄くて話のな用が丸聞こえであったり、見学時には偶然車の通りがなかっただけで実は車の通りが激しくとてもうるさかった、というようなことがあるのです。

不動産会社によっては、内見時にこれらのマイナスポイントに気づかないように物件に案内をするという悪いことをする場合もあります。
少しでも正確に物件情報を知るために、不動産会社が内見で連れて行ってくれた時間と異なる時間に足を運んで細かな様子を再度確認することでトラブルが回避できる可能性がありますからぜひ実践して確認することをお勧めします。